扉シリーズ

書いてる途中で気がつきましたが、歌詞に「扉」が出てきますね。
「眩しい世界の扉が開いた もう一度何かを始められそうなんだ」
ですか。その曲の時点でのピロウズの世界との距離の取り方ってのを最も端的に表している歌詞が、「扉」関連の表現だと思うのです。開けたりノックしたり決意したりするんだけど、絶対に扉の向こうには行かないんですよね。ミカヂリさん(id:mikadiri)と僕のピロウズ観で最も違うところは、売れるんじゃねーの?と思ってるか思ってないかだと思うんですが、僕は扉の向こうに行くまでは売れることはないと思ってます。これ書き始めるとまた相当長くなるので割愛しますがw とりあえず歴代の「扉」ソングから引用してみます。

ふらふら僕はまだ夢の中を行ったり来たりなんだ
何度もキミのこと誘ってたんだよ 開かない扉の前でさ

1994年「開かない扉の前で」より。扉は開きそうにもない。

扉の向こうには約束なんてない
でも行こう 生まれ変わる朝が来た

1997年「アナザーモーニング」より。行こう、って言ってるけどそれだけ。

閉ざされた彼女のドアを
壊れるほど何度もノックした

1999年「RUSH」より。ついにノックします。でも開かない。

開くことのない 最後の扉をたやすくくぐりぬけて
キミは立ってた 天使みたいに

2004年「天使みたいにキミは立ってた」より。キミはくぐりぬけるけど、、、

眩しい世界の扉が開いた 
もう一度何かを始められそうなんだ

そして2005年。「サードアイ」にて、やっと扉は開きました!あとは開いた扉の向こうに行くかが問題ですなw(開いたけどまだ行ってない) 相変わらず向こうに行かないピロウズも好きなんですけどねぇ。