the pillows/ペナルティライフ(2)

yanさん、書き込みどうもですー。長くなりそうなので、こっちでレスです。特定の相手に向けての文章ってことで、the pillowsの話がわかんない人は読み飛ばした方がいいかも。あと、書きながら考えをまとめてくので、ピロウズ好きな人も覚悟してください。

まず最初に。新しいアルバムも好きですよ。ただ、僕が最近のピロウズに抱いている危機感は、シングルが切れないこと。ここから来てます。これに尽きます。現在のような音楽性になってから(please,mr .lostmanから)で数えれば、アルバムの中のシングル曲は4曲⇒3曲⇒2曲⇒2曲⇒2曲⇒0曲⇒1曲⇒1曲、ですね。yanさんだったら、「ピロウズから一曲、誰かに聴かせる」と考えた時、ニューアルバムから選ぶとしたら、何を選びますか?僕は今回、良くない意味で選べません。でも好きですけどね。

あとですね、ピロウズの場合、やっぱり歌詞は無視できないと思うのです。歌詞がちゃんと世界を描いてる場合は、どうしたっていいメロディーがついてますよね(本人は曲主導って言ってたけど)。逆に、「当てはめやすいから」当てたようなナンセンス系の歌詞の方が浮いて聴こえるんですよねー。メロディに呼ばれた素晴らしい歌詞、歌詞に彩られて輝きを増すメロディ、というピロウズマジックがちょっと弱いように感じてます。

出音の強さは、確かに強いですね。逞しいです。そしてかっこいいです。それこそが僕を(そして多くのピロウズファンを?)惑わしてる原因でしょうね。別方面から反論喰らうかもしれませんが、その辺をどう評価するかは、僕が後期ミッシェルガンエレファントを、かっこええ!と思いながらも聴き込まなかった理由に近いかもしれません。(この部分は話が逸れそうなので詳述を避けます。ニュアンスが伝わらなかったら、また訊いてください)

えっと、たぶん僕は、「バビロン」や「ビスケットハンマー」ではなく、「白夏」をシングルで切るピロウズが大好きなのです。「白夏」がアルバムを代表したことによって、「Thank you,my twilight」はアルバムとしての主張を増したように思えるし、熱狂を支える土台になってくれたと思うのです。その辺が、「ペナルティライフ」を良いと感じながらも疑問符が頭から離れない一因であるんだと思います。

こんなところでどうでしょう?ってか、こんなに長い文、読んでくれただろうか(笑)でもこの辺で終わらせないと、大変なことになる…。

あ、追伸。id:mikadiriさん、勝手に画像拝借しました。どもです。本人よりもミカヂリさんに肖像権がありそうな気がするのは何故だろう。