ミュージックマスタートラックバックキャンペーン FOSTEX NF-4Aレポート

というわけでありがとうございます、ミュージックマスター(http://musicmaster.jp/)のトラックバックキャンペーンでNF-4A当選いただき、昨日モノが届きました!

終わってみれば約50分の10という高当選確率のキャンペーン。感想レポートなどは強制されていませんが、勝手な予想ではトラックバック内容もある程度鑑みて、フィードバックを期待されて当選いただいたと思うので、数回に渡りレポートしようと思います。

僕は仕事柄、スピーカーの出音に触れる機会は普通よりもかなり多いとは思いますので、ある程度比較しながらのレポートが出来るかと思います。とりあえず単純なファーストインプレッションです。エージングなどしていない状態で、音楽制作ではなくiTunesで圧縮音源をリスニングしています。

これまで僕は、M-AUDIOのBX-5というペアで3万円くらいのモニタースピーカーを使っていました。今回のNF-4Aはペアで10万円くらい。主にはこれの比較をしながら書こうかと思っていたのですが、いやはや比較必要ないですね。情報量に圧倒的な差があります。当たり前と言えば当たり前ですけれども。音の消えていく余韻、逆に立ち上がりの微妙なニュアンス、定位感など、非常に良好です。価格差のあるものを平面で比較しようとすることは愚かしいとわかっていたつもりですが、再確認させられました。「今まで聴こえなかった音が聴こえる」素晴らしさ。今まで埋もれていた音を発見することもそうだし、「どうやってこの音を演奏しているか」まで思いを馳せられる情報量。圧縮音源でもこれだけの情報量を持っていたわけだなぁ。

しかしながら、ファーストインプレッションでの最大の好印象は、小音量モニタリング時の聴こえの良さ。スピーカーというものはどうしても、ある程度の大音量でそのスピーカーの良いところが表れてくるわけですが、日本で宅録している人で、こういったモニタースピーカーをそのポテンシャルを如何なく発揮できる音量で鳴らせる人なんて、ほんの一握りだと思うのです。小口径のウーハーと設計が功を奏しているのか、スピード感のある出音と、すっきりくっきりした低音。ベースのフレーズなど非常に聴きやすい音がしています。キックの音はもう少し欲しい気もしますが、この辺は恐らくエージングが進めば出てきそうな感じです。

という感じで初回レポートでした。