孤独

突然ですが「孤独」を英語で言うと「アローン」ですね。そもそも世の中にこういう言葉が存在するのがいかんわけですよ。自分の境遇に孤独だとかいう言葉を当てはめ出すと、輪をかけて自分がひとりぼっちであるかのような気持ちになってしまうものです。

言葉っつーのが存在することによって、概念は落ち着く場所を見つけます。メタボって言葉が浸透することによって、内臓脂肪って存在がはじめまして、みたいな顔で表れるように。じゃあ、例えば内臓脂肪から目を逸らすにはどうしたらいいのか。メタボって言葉を知らせないことです。デブっていっときゃ、外見的に太っていることを指すだけで、内臓まで目を向ける人は少ないのです。

そこで、僕は考えました。孤独とかって言葉を、思いっきり肩の軽くなるような言葉に変えてやればいいんじゃないか。かと言って、元の言葉と全く関連のない言葉を使い出しても意味がない。ってことで、思いっきり舌のチカラを抜いて、擬態語っぽく、「あろ〜〜ん」って言ってやればいいんじゃないか、と。孤独⇒アローン⇒あろ〜〜ん、って。「あぁ、今日の私は孤独だわ……いや、あろ〜〜んだわ」って。ほら、結構楽になるっしょ?

……何が言いたかったんだっけか…。えーと、物事っつーのは、案外その程度なものな場合が多い気がするこの頃です。