突然ですが今日はお好み焼きの作り方のバリエーションを紹介します。

少し少なめの具材で、いくらか多めのタマゴを使います。出来た生地を熱めに熱した油に投入。薄めに引くのがポイント。それなりにしっかり焦げ目がつくくらいまで火を通します。粘れ。
焦げ目がついたら、ひっくり返さずにサクサクと細かく切るというかもうむしろ勢いでかき混ぜます。
混ぜながら、全体に軽く火が通れば、完成。はじめに焦げ目をつけた部分の香ばしさと、その裏側であった部分のふわふわした食感が共存していれば成功と言えるでしょう。ソースでもマヨネーズでも適当にかけて食べてください。お世辞にも見た目が良いとは言えないけれども、充分においしいので問題なし。僕は別に誰に見せるでもなく自分でつくり自分で食す環境なわけなので、何も気にせずに作ったわけですけどね。全体的に曖昧な表現が多いのは、お好み焼きのお好みたる所以であり、自由に思うままに作って欲しい、という僕の願いが込められているわけです。

だから、ここで声を大にして言いたいのは、僕は別にお好み焼きを食べようと思っては見たものの冷蔵庫の中にたいした具材が入っていなかったわけでも、なのにタマゴだけやたら多く残ってたわけでも、ひっくり返すのを失敗したわけでも、その上ビールを買い忘れていたのに気づいて「もういいや」ってグジャグジャにしたわけでもないよ、ってこと。純粋に自分の成功体験を皆とわかちあいたい、という、いわばソリューションとしてこのエントリを書いてるわけで。美味いものってさ、不思議と誰かに勧めたくなるじゃない。僕は割と感動やら何やらを自分ひとりで楽しめてしまうつまらない人間なわけだけども、不思議とおいしいものってのは人に勧めたくなるよなぁ。だから、気が向いたら、是非とも作ってみてください。ひっくり返すの失敗したときとかビールを買い忘れたときとかに。