ELLEGARDEN/RIOT ON THE GRILL

僕の中で現代の3大タブーアーティストがあったのです。こいつらは買うかバーカ、っていう。その3つってのが、ストレイテナースネオヘアーと、このエルレガーデンだったのです。
何故タブー視してたかってと、そりゃあもうカッコいいからですよ。たぶん、この人たちは何をやってもカッコ良くなる。それは、ずるいんじゃないかと。何をやってもどこかおかしいあのバンドやこのバンドを愛する僕からすれば、そりゃヒガミもするってもんですよ。シンプルにセンスの良いアレンジ。抜け良く響くヴォーカルを、良い意味で洋楽的なメロディーが際立たせる。「人に聴かれる」ことに対する、迷いのない確信に満ちたサウンド。先天的にしろ、後天的にしろ、こういう能力を「持ってしまった」人たちに対するヒガミなわけです。

それを買うことにしたのは、あれです。昨年の、ピロウズのトリビュートで、非常に良いトリビュートをしてくれたことに対する感謝というか。お前何様だよ、って感じですが、そうなのです。それで一枚買おうと思ってたのの、一年越しの達成です。拍手!

詳細は前述したとおりに悔しいので省きますが、ひとつだけクローズアップして書いてみます。それは「ポカリスエットのCMとかで使えそうだよなぁ」ってことです。M2とかM4とかM5とかM6とかM8とか余裕で使えそう。なんてーか、陰がない。もちろん、悪い意味じゃなく。陰がないのか見せないのか、それはわからないけれども、実に抜けのいい音楽なのです。そういう音が「鳴ってしまう」バンド。やっぱり、ずるいよこいつら。バーカバーカ。