BUNGEE JUMP FESTIVAL/不良少年マーリー

kitschsyrup2005-01-22

明日はバンジーライブに参戦するってことで、ライブにまつわるエントリをば。
僕が初めてバンジーのライブを見たのは、4年位前か。何かの雑誌の企画ツアーの名古屋公演。出演は、ヨーグルトプゥとソウルズベリーとブリーチとハイリミッツ、それにバンジー。やたらとタイトに刻むドラム、ブレイクやキメの度にジャンプするベース。そして、目を見開きながら叩きつけるようにギターを弾きつつ、更にはまだ足りないとでも言うように両手まで使って、何が何でも伝えよう、という意志に満ちたボーカル。その日やったどの曲も非常に良い出来で、まだ聴き始めだった僕は一気に気に入ってしまったんだけども、その中でも飛びぬけて印象に残っているのが、まだリリース半年以上も前だった、この曲、『不良少年マーリー』。その日、僕は体験した。恐らく声量が特別多くも無く、歌が別段うまいわけでもない。そんなボーカリゼーションは、テンションと思い入れだけで僕の背筋を凍りつかせた。以来、このバンドは僕にとって特別であり続けている。
パッケージになったこの曲は、そのライブを閉じ込めることに明らかに失敗しているし、その後のライブでだって、同じ印象を持ったことは無い。けれども、やはり大事な一曲なのである。良くも悪くも、同じ曲を同じように演奏することのできないバンドなんだと思う。どの曲をどのライブで聴いたって、以前と今とでは全く込められている感情が違うように感じる。何つーかつまり、要は明日のライブが楽しみなんだよ!!

不良少年マーリー

不良少年マーリー