以前、ちょいCCCDについての文章を書いたことがあって、それを覚えててくれた人から、「輸入権の問題については書かないの?」と言われて。即答しました。書きません、と。
答えてから、しばし考えました。何でこっちの問題については書くつもりがないのか。
割とすぐ答えは出たんですが、その前にcccdとか輸入権とかって何じゃらホイって方もいらっしゃるとは思います。手抜きで説明すると、CDが自由に買えなくなるような(あるいは買いづらくなるような)制度とか体制ができつつあるんですよ。レコード会社とか、国会とかで。こんな説明でもし興味持ってくれた人とかいたら、メールとかコメントで聞いてください。聞かれてないことまでしゃべります。
そう、とにかく、何で輸入権に関する文章を書かないか。要はまだ当事者意識が低いのです僕の。それについて語ろうと思った場合、最低限、今国会を通ろうとしてる(もう通ってしまったんでしたね)、その法案を読むことが筋だと思うのです。伝聞で反対することだって、ムーブメントとしては重要だとは思うけども、自分の意見としての反対を掲げる為には、本当は絶対に必要なことだと思います。そして、今の僕には、その法案を読んで意見を持とうというだけのモチベーションがない。法案が通った後に読んで、その時に、あぁ、反対しときゃ良かった、と後悔するのも勿論愚かなことではありますが、正直に言って、そうだったのです。
今、こういうCCCDにしろ、輸入権にしろ、これを問題と認識して訴えかけているのは、ネット以外のメディアでは少ないです。逆に、ネットでは過熱してるんじゃないかとも思います。これが大きな波になって行くのを願ってやみませんが、一方で主張のない賛同者が横行している状態に危惧も感じてたりします。勝手に。反対すんなら腹くくらんと。