エレファントカシマシ/SINGLES 1988-2001

ということで調子に乗ってエレカシも。こうやってシングルコレクション、として発表順に聴いてくと、やっぱ「今宵の月のように」なんかは異質すぎて浮いてる。質感が圧倒的に軽い。エレカシがこういう曲をやっちゃいけない、と言えるほどファンなわけではないけれども、当時ファンが戸惑った、ってのは順番に聴くだけでも嫌でもわかる。嫌いな曲ではなかったのだけど、相対的に評価は下がらざるを得ない。他の曲に圧倒的に流れるニヒリズム。喪失感。ヒロイズム。攻撃性。うーん。エレカシ、アルバム聴くと疲れるからこういうのもいいかも(笑)とりあえず名曲多いし、入り口にも凄い良いんじゃないかと。「悲しみの果て」を聴かずに死ぬとかもったいないですよ。