the pillows/ペナルティライフ

昼休みに速攻で買いに行った。人気のないカフェに入り、即、ウォークマンで聴く。
さすがピロウズ。期待にたがわぬ快作。ところで、「快作」なんて言葉はお茶を濁すレビュー用語であります。悪くないんだけど、ベタ褒めはできんなぁ、みたいな時の。でも相変わらず良いアルバムっぽいですよー。「I know you」って曲とか。タイトル見た時とか、視聴した時はどうかと思ったけど。
これのサビ「I know you」を連呼してるだけです。一聴すると、なんだそれ、という感じなんですが、ちょっとちゃんと聴くと、一緒に「I know you!」って連呼したくなるのです。
ピロウズの場合、曲のどこかの部分を切り取って評価なんてできない、と実感しました。曲全体を理解した後だと、何気ないワンフレーズにも、泣きそうになる。
より具体的なレビューはid:mikadiriさんに任すとして、僕は別の視点から書いてみます。
不満点は、やっぱり、あれだなぁ。シングルで勝負できる曲がないこと。
実際、シングル出す率が昔より減ってるし。平板メロディーが増えた、とか、歌詞の抽象性が薄まった、とか具体的に言えばキリがないんだろうけど。
より多くの人を巻き込むようなパワーを持った(それは売れるとか売れない、じゃなく)、シングル曲が結果的に出てくるような、そんな状況を望んでしまう。
まぁ、とか言いつつエンドレスリピートなわけですが。しばらくはこればっかり聴いて過ごすことと思います。聴けば聴くほど良いに決まってるじゃないか。


ペナルティーライフ

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