ペンギンカフェオーケストラ

Penguin Cafe Orchestra

Penguin Cafe Orchestra

Music from the Penguin

Music from the Penguin

信じられないっす。ワタクシこの27年間、こんな音楽を知らずに過ごしてきてしまいました。何で知ったんだろ?わかりませんが、昨日ネット中に発見したこのジャケット。何をどうみてもドツボ。ブッ飛びました。ジャケットっつーのはそのアーティストの感性の端的に表れる場所だと考えれば、ジャケ買いってほど感性を信じた音楽の聴き方はない、と思ったりもしますが、アマゾンのページで聴いてみてまたブッ飛びました。ブッ飛んだまんまNapsterにログインしてみたところ、ありましたありましたアルバム5枚分。聴きました。更にブッ飛びました。タワレコに走りました。置いてません。おい!違う意味でブッ飛びました。つーことで、アマゾンさんでオトナ買いすることに決定です。
つーか、どうも日本盤は全て廃盤、輸入盤もどうやらそろそろ怪しい感じですね。このペンギンカフェオーケストラ、ブライアンイーノのレーベルからデビュー、坂本龍一とも共演歴のある人らしいです。分類上はニューエイジになるらしいですが、こんな音楽聴いたことないです。オムニコードっつー、ギターを模した電子楽器(現代はQコードって名前で後継機種が出ている模様。日本の鈴木楽器が製作)使ったり、京都で拾ったハーモニウムで曲作ったりと、親日家らしい面も見せつつ、なんつーか、余りにオリジナル。センスのカタマリとしか言いようがない。申し訳ない。これを語る言葉の持ち合わせが、どうやら僕にはありません。何でこれが廃盤?古き良き音楽は、音楽自体だけでは残っていくことはできないんだなぁ、と今更ながらに実感。普段僕はあんまりインストは聴かないんですが、この曲達はシャレになってませんぜ。ひたすらにイマジネーションを刺激する音楽。
The Penguin Cafe Orchestra/Music For a Found Harmonium
この曲はそこまでのオリジナルさは感じないかもしれませんが、上でちょっと触れた京都で拾ったハーモニウムで作った曲。かっこいい。まぁ、こっちよりもamazonのリンクの方で視聴でもしてもらえたら。


追記:
面白いなぁ。このブライアンイーノ主宰のオブスキュアレーベルってのには、XTCのアンディパートリッジと一緒にアルバムだしてるハロルドバッドって人も参加してる。アンディパートリッジとの作品は下のこのアルバムね。↓

Through the Hill

Through the Hill

自分の好きな音楽が、知らないところで繋がっていたのを知ることほど、自分の感性が間違っていなかったことを信じられる瞬間というのはないと思います。