BUNGEE JUMP FESTIVAL/BORN TO DIE

そしてあっさりとメジャーを離れて、数年。後の、ライブ会場限定販売のシングル。実に素晴らしいタイトル曲で、バンジー復活を印象付けられた。アルバム未収録だけども、ハイラインのコンピレーションのvol.7にも収録されてるので、是非とも聴いて欲しい。原点に戻ったかのような内容のこのシングルなのだけども、この人達の場合、原点ってのが全くもう、実に潔い地点で。バンドを始めた時とかどころか、初めてロックに目覚めたとき、とかのような、完璧に初期衝動を取り戻すことに成功している。更にはその中に、その時点でのバンドの決意表明を実に見事に織り込むことにも成功していて。意志に満ち満ちた歌。しっかり練られたフレーズなうえに、衝動が焦燥感を駆り立てるギター。文句のつけようもないじゃないか。初めて聴いた瞬間に、右拳を振り上げたくなる。そんな曲。

当時のエントリ:http://d.hatena.ne.jp/kitschsyrup/20040328