BUNGEE JUMP FESTIVAL/BORN TO DIE(ハイラインのコンピレーション、HI-STYLE VOL.7より)

これだこれだ、これが足りなかったんです僕の生活。バンジージャンプフェスティバル。メジャー契約も今は無いらしく、活動はと言えば、関東でのライブばっかり。CD出すと言ったかと思えば、東京のワンマンライブ限定発売とか言うし。
その限定音源が、このコンピに入ると聴いて。気がついたら注文してた。待った。届いた。聴いた。あぁ。
聴いてると、叫びたくなる。駆け出したくなる。悲しくない、涙が出てくる。どうしようもないほど高く掲げたマニフェスト。隠しようのない迷い。迷いを滲み出させる誠実さ。たった一曲の中でこんなに表情を見せるバンドが他にあるだろうか。他には1つだって知らない。
僕は嬉しく思う。このバンドをキャッチするアンテナを張っていたことを。僕は誇りに思う。このバンドから、感じ取ることの出来る自分を。孤独も絶望も焦燥も夢も、迷いつづけたまま、それでも、ごっちゃまぜにして最上段に振りかざす、そんなこのバンドから目を逸らさないことは、僕にとって非常に重要なことです。もう逃れられない、唯一無二のバンド。